夢紅!LIFE

奄美大島にある陶工房カフェ「夢紅」からお届けしています。
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静かに時は流れ





今日お日様は雲の中

午前中は削り

相変わらずバッハ大音量で

自分でもよく飽きないもんだと呆れる程

兎に角僕の仕事の流れにバッハの旋律が合うんだろうね〜




削り

良い頃合いだ






器の内側の曲線に合わせて外側を削る
良いラインだ


最後に高台の中を彫り込む

これぞ至福の時間





< 外に出て冷たい空気を吸い込む


北西の空に青空が雲の間から覗いてる

此処はおにぎり山の麓

線路を渡って四軒の集落
その一番奥に工房がある
相変わらず郵便屋さんと宅配のお兄ちゃんが時々訪れるぐらい

静かに時が流れてる


お昼は温かいしめじ蕎麦




山形の寒河江蕎麦
此処の乾麺うどんも蕎麦も最高に旨い

さて午後は




粘土捏ねから
絞って絞って空気を追い出して
一キロ玉を20個




一個づつ亀板に乗せてゆっくり丁寧に楽しんで引いていたら
あっという間に終わってしまった


今日も楽しかった〜



明日は又粘土捏ねからだ




塩鯖焼いて一杯やるかな









狸の嫁入り




僕が生まれて高校生迄住んでいた滋賀県の彦根

小学校の頃はよく雪が降った

毎年親父のでっかい長靴が埋まってしまう程4〜50センチは降っていたような氣がする




雪の日に外で遊ぶのが大好きで走り回ってた

新雪の中を転げ回ったり
雪合戦したり
でっかいかまくら作って中に御座引いて火鉢持って入ってお餅焼いたり

一日中外に居たような


雨が降ってるのに日が差す時は
狐の嫁入りだって
昔からよくばーちゃんが言ってた

じゃあ雪が降ってる時に日が差すのは
狸の嫁入りだって
子供達で言い合ってた気がする


轆轤の前の窓から舞い散る雪を見て居たら周りが急に明るくなって日が差して来た


おっ狸の嫁入りだって思って一人

にんまり





足先が痺れても手の指先が悴んでも


やっぱり雪は良いな〜






ティータイム


今日も底冷え

冷たい風が何処からか入って来て通り抜ける山野井の工房

朝は相変わらず味噌仕立ての雑炊

工房の古い石油ストーブに火を入れて片口の口作り




じっと腰掛けての仕事

足の指先がジーンとして来た

ふとカフェラテが飲みたくなった

ん、ん、

珈琲豆無い

ミルクも無い
生クリームも無い
ディサロノも無い

と思ったら無性に飲みたくなったので
えいっと軽トラに乗り埴生インター近くのセブンイレブン迄

カフェラテ買って工房に直帰

時折舞い散る雪を眺めながら温めたマグカップにカフェラテ移し変えて大満足!




午後は粘土捏ねてちょっと休みまた捏ねてちょっと休み

捏ね終わった粘土を轆轤に乗せてストーブで温めたお湯を水引き用の桶に入れ

朝からバッハのバイオリンソナタ

相変わらず大音量

冷たい風にバイオリンの音が良く合う

遅い午後
珈琲が無いのでレディーグレイの紅茶で一休み




山の木立の向こうに一瞬ちらっと夕日が見えた

いとしの轆轤くん
今日もしっかりお手伝い

スルスルっと持ち上げて作りたい器の大きさに合わせ芯を出す
右手親指を中心に入れ杯を作る

両手で引き上げる
外側を両手でそっと包み込むように形を整える

凍った道路でつるっと滑り足の裏がぞくっとする感触と同じ

心を研ぎ澄まし両手の内側を滑るツルツルの粘土を少しずつ引き上げていく

あはは、

もう止まりません

次は此処をもう少しほんの3ミリほど広げて
此処をもう少し高くして








あーきりが無い



また明日のお楽しみに取っておこう








吹雪



朝から冷たくて強い風が吹いて居る

指先が悴む

夕方から雪になるかもと思って居たら案の定お昼からハラハラと雪だ



積もるかな〜

注文して居る粘土が未だ来ない

引きたいものが有るのに
続きが作りたいのに

好きなもの作ってるとついつい進んでしまう




雪を眺めながらちょっとブレイク



楽しいとつい夢中になってしまう

自分を抑えるのに苦労する

山から吹き下ろす風に乗って雪が舞う




学生時代小樽の灯台から見た海に降る雪
また見たいな〜








- | 14:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
冷たい雨


しとしとと降る雨を眺めながら静かにろくろを回す




悴む手は工房のストーブで暖められたお湯に浸け優しくほぐし水引きを

ふふふ




一升は入るほどの大きな酒器(盃)を思い浮かべ轆轤を引いた

これならお刺身を盛り付けても焼き魚もローストビーフもサラダも美しく美味しそうに成るだろう

次にお酒が五合は入る程の酒器も引いた





これには煮物も良いかなどと一人でほくそ笑んでおります

となると次は片口だ

思いは次から次へと湧いてくる
氣持ち少しずつ落ち着いて来て居る

今夜から雪になるそうな

寒くしとしと降る雨の中

バッハの旋律の流れに身を任せて

世の中の動きに逆らう様にゆったりと流れに身を任せて楽しんでおります

今夜は昆布出汁で湯豆腐にしようか

雪の降る中熱燗で一杯も良いかも





昨夜久し振りにお袋の夢を見た

子供を抱きかかえる様にお袋をだきながら歩いている
足元は泥んこで真っ白なバスケットシューズが泥に埋まり汚れてしまい
靴は洗えば良いかなどと思いんがら痩せて軽くなった母親を抱えて丘を登りそして下り

いつのまにか飛行場に着き
お袋と飛行機に乗る
機内の椅子にお袋を座らせスチュワーデスさんに毛布を借り膝にかけて
音楽を聞かせて居れば大丈夫ですからと
訳のわからない事言ってる僕

一体あの夢は何だったんだろうな〜


でも久し振りにお袋に会えて何だかホッとしてる自分が居た








朝靄の中


朝6時
山野井の一番奥にある工房は一面靄に包まれて静かに明け始めた




昨夜の残り物野菜の鍋に味噌を溶き入れ雑炊を作る

温かい雑炊で身体が温まり少しずつ覚醒

コーヒーを淹れゆっくり手を温めながら工房のストーブを点ける



未だ心に立つ漣が治らない

早く抜け出して轆轤に没頭したいのだけれど
頭の中を雑念が駆け巡る

納屋から粘土を運び兎に角捏ねることに

手のひらが痒くなって来るそれでも捏ねる
汗がっじっとりで始める

一息ついて轆轤に据える

さて次だ



息を詰め一氣に引き上げる

少し氣分が良くなって来た

温かい朝の光が轆轤の前に座る身体を包み込んでくれる

身体の中から何かが洗い流されるような氣分がする




粘土だらけの汚れた手だけれど温かい光に向かい思わず手を合わせる




良し前に進もう






幕開けです







山野井の工房に籠り5日目




クリスマスそしてお正月を奄美で過ごし
山野井に戻った途端世界が変わり一面雪景色




奄美で貰った風邪が尾を引き昨日あたりまで眼の周りがもやもや

やっと背中のゾクゾクも峠を越えて落ち着いて来ました


寒さが少し和らいだと思ったら今度は雨
昨日今日とずーっと雨模様





雨に打たれて木蓮の蕾がどんどん膨らんで来て居ます





風邪でボーッとして居る間に4月展示会に向けての作陶の段取りが何となく見えて来て
身体に少しずつ力もみなぎり始め
頭も少しずつ神経が集中し始めて
よし始めるぞと言うところです


今回は昨年一年温めて居た擦り呉須です

素焼きをした器に呉須を擦り込んで本焼き

備前の焼締を思わせるような仕上がり
これにビールを注ぐと細かい泡が表面を覆いクリーミーな泡の下にピリッとした喉越しのビール

窯から出した時には全体がザラザラとした手触りの器が使い込むうちにしっとり落ち着きを見せ柔らかい肌に手が吸い付くような心地良さ





ぜひ味わって頂きたいと轆轤に向かいます







やっぱりビールにはフレンチフライでしょう







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